Equipment Maintenance メンテナンスサービス

初任給で買ったオーディオ、大切な人と聴いたオーディオ、

当時憧れだったオーディオ、大好きなブランドのオーディオ――。

オーディオ好きの方々、

機器を購入する際に大きなこだわりを持って製品を選ばれたことでしょう。

しかし工業製品は、使用頻度や経過年数とともに

金属端子や接点などに劣化という状態の変化が起こります。

特に1990年頃までのオーディオ全盛時代のコンポーネントは

機械スイッチなど物理接点での構成が多く、

接点変化が起こりやすくなります。

微量の接点抵抗の変化は、時にフィルター効果を併発し、

音の濁りや鈍さの原因となってしまいます。

また、ハンダの劣化による結合部分の割れや、

電解コンデンサを始めとするコンデンサ類の経年劣化も起こります。

弊社では、お客様がこだわりを持って購入された良き時代のコンポーネントを

当時の性能に戻すお手伝いをさせていただきます。

弊社メンテナンスセンターには、ケンウッド、パイオニア、サンスイ、SONY、DENON、マランツなど、当時人気のあったメーカーの修理を得意とする

エンジニアが多数在籍しています。

さらに、マッキントッシュやラックスマンなどの

ハイブランドのビンテージ製品のメンテナンス/修理にも対応いたします。

Key Points for Audio Maintenance メンテナンス作業のポイント

  • Point1

    機械系スイッチは、完全に分解し接点の状況や抵抗値を測り、接点に付着した汚れを除去します。

    汚れや酸化膜の除去は、弊社独自の専用洗浄溶剤で化学的に中和することで、かなりの部分を新品当時に近い形まで復元することが可能です。

    その後、専用の接点グリスを塗布し、接点抵抗が発生してないことを確認した後に、元の場所に再インストールします。

  • Point2

    アナログボリュームは、特に古い製品に起こりやすい小音時の左右差とされるギャングエラー、経年劣化によってボリューム内部のサビや異物によってノイズが発生する“ガリ”――が不具合の代表例です。

    分解できそうにないボリュームも分解を行い、不具合の原因要素を取り除き、最終的に、ボリューム単体のガリ除去とギャングエラーの抑え込みをジェネレーターを使用して確認します。

    この作業で合格となったボリュームだけが、再インストールできるのです。

  • Point3

    ノブやパネルも一つひとつ大事に扱います。

    特にアルミの無垢材は、当時の輝きを取り戻すと、音まで綺麗になった気持ちになる大事なパーツと考えています。

    汚れ具合に応じて洗浄方法を変え、できるかぎり当時の輝きを取り戻すように作業しています。

  • Point4

    見えない部分も手抜きはしません。

    筐体内のパネルの裏側、基板のフラックス残渣除去など、お客様のご希望に応じてリフレッシュメニューをご提案させていただきます。

  • Point5

    故障や特性不良などの不具合がある場合は、不具合箇所の診断・解析をします。

    必要時は回路図を参照し、適正な処置を行い調整項目などは入念な調整を実施します。

  • Point6

    真空管を使用した製品については、ゲッター(真空管上部の鏡のように見える銀色の部分)の見た目の判断だけではなく実試聴や専用の真空管テスターなどを使用し、交換の必要性を判断してお客様にご提案させていただきます。

    真空管テスターは、種類に応じて3タイプの計測機器を備えております。

  • Point7

    真空管各種や廃盤となった電子部品に至るまで、部品調達も行います。

    特に真空管は、MT管や出力管など一部ではありますが在庫保管しているものもあります。

    また完全互換部品ではなくても、市場から関連部品の調査、ご提案も可能です。

  • Point8

    弊社メンテナンスサービスでは、Audio Precision®製ハイパフォーマンス・オーディオアナライザ APx555を使用した作業前/作業後の性能計測を行います。

    さらにフルメンテナンスでは、ボリュームのガリやギャングエラーの修繕作業でも本機を使用し、部品レベルでの性能修復の中で高精度の性能を実現いたします。

Maintenance Plans メンテナンスコース

お客様ご希望のメンテナンスコースがご選択できます。

また、お客様のご要望や作業内容の調整も可能ですので、是非ご相談ください。

※現在の取扱い機器は、アンプ類・CD/レコードプレーヤーとなります。

着手基本料金 33,000円

  • リペアコース

    お客様ご指摘症状の改善と、簡易ケアメンテナンスを実施します。

    保証 1か月
    料金目安

    着手基本料金+修理料金5~15万円

  • オーバーホールコース

    リペアコース+フルメンテナンスを実施し、新品当時の性能に戻す作業を実施します。

    保証 3年(2年次定期メンテナンス付)
    料金目安

    着手基本料金+修理料金+メンテナンス料金10万円~50万円

注)表示の金額は消費税込みになります。

注)着手基本料金は、作業実施の場合、作業費に含みます。キャンセルの場合は、着手基本料金のみ申し受けます。

注)オーバーホールコースには3年間の保証が付与され、その期間内での無料メンテナンスが1回のみご利用いただけます。(目安:初回完了後から2年後)

注)重量物などの引き取り/設置サービスは有料にて実施しております。別途お問い合わせください。

Repair Request Process ご依頼の流れ

  • 1

    お客様よりご相談内容のご連絡

    「お問い合わせフォーム」ボタンからご連絡ください。

    (お電話でのお問合せも可能です。 0120-888-079)

  • 2

    弊社より詳細把握のためご連絡

    翌々営業日までにご返答いたします。

  • 3

    お客様よりご依頼品の発送

    重量物などで発送が難しい場合、有料での引き取り/お届け設置サービスも行っております。

  • 4

    弊社より作業内容、お見積りなど詳細のご連絡

  • 5

    作業実施

  • 6

    代金のお支払い(各種カードなどの電子決済、代引き、銀行振込)

お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

Customer Reviews お客様の声

  • 東京都 S様

    Mclntosh MC500 リペアコース+カスタマイズ

    すこぶる調子がいいです。まず、 LED化にして大正解です。各種コンデンサーや整備をして頂き感謝の気持ちで一杯です。それも、素晴らしいエンジニアがいるからです。これからも、応援しています。

  • 大阪府 N様

    LUXMAN L507 オーバーホールコース

    今まで多くのアンプをメンテして頂きました。LUX製品LX38,MQ80,L507,CL35と、品番は忘れましたがSONY,DENON等ですが、その中で一番の感動と感心したのがL507のアンプです。貴社のメンテでほれ込んだのは、貴社のメンテが半端ではないという事です。スイッチ類や切り替え器の清掃や古くなったトランジスター、抵抗器、コンデンサー等交換し、いい音が出るようにそして使う方が気持ちよく使っていただくようにときめ細かいメンテをし、その様子をきちんと写真で説明していたので感動し、これなら間違いなくいい音がすると思いました。その通りで今もいい音を出しており愛用しております。

  • 大阪府 N様

    LUXMAN MQ80 オーバーホールコース

    MQ80では出力菅の発熱がすごいので相談しました。プリント基板の抵抗器の下に耐熱用のフィルムを張ってもらい、発熱対策に底板に小型のファンを、ボンネットの上には中型のファンを配置して頂きました。これには感心いたしました。アンプの特性を知り長く使用してもらうための配慮がなされ普通のメンテでは考えられないことです。貴社のメンテ対応には頭が下がり感謝しています。

  • 大阪府 O様

    DENON POA-3000 オーバーホールコース

    POA-3000届いてます!輸送に関し保険や梱包のお気遣い感謝します。音出し順調です。とても良い鳴りっぷり。不思議にDL-103でレコードを聞いている感じがしました。やって良かったです!この方の商品にたいする情熱に深く感銘します!本当にありがとうございました。

  • 千葉県 C様

    KENWOOD L-A1 オーバーホールコース

    今日はさっそく蘇ったアンプで音楽漬けの一日を楽しみ、やはりL-A1は素晴らしい機種なんだなと再認識致しました。

    特に驚いたのは、今までイマイチだと思っていたレコードプレーヤーの音色が見違えるほど艶のある音色で聴けた事でこれもアンプの不具合が原因だった事がわかりました。

  • Coming Soon